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道徳授業

今回の道徳の授業では生徒たちの表情が幾分良かった。

<具体的にどう良かったのか>

◯真剣な表情で意見を発表する児童が増えた

◯発問に対して、自分なりの意見を表明する児童が増えた(食いつきが良い)

◯ワークシートに自分なりの意見を書き込むことができていた。

◯授業が終わった後、「先生、わたしこんなに意見をかきこむことができたよ」と見せに来てくれる児童がいた

<具体的に改善したこと>

  1. 音読に「感情」を込めて読むこと
  2. 発表者の意見を全て板書しようとしなかったこと

    →板書をして発表のテンポが遅れることよりも、児童の意見を表出されることを優先した
  3. すぐに「中心発問」へ向かわずに、いくつかの「補助発問」を組み合わせながら、授業へ進んだこと

    → 話を読み終わった後にすぐに中心発問へと向かってしまうと、教師の「させたいこと」が先行し過ぎていて

      児童の思考がそれに追いついていない。 

     すぐに中心発問を放ったとして、答えることができる児童もいるが、半数は質問の意味自体がわからずに

     意味を理解しないままにワークシートに意見を書かなくてはならなくなる。(下地、スタートラインが揃わない)

    → ので、児童全員の思考のスタートラインを揃えるためにも「補助発問」は有効

<改善ポイント>

・ 発問をしていて、同じことの繰り返しを言ってしまった(冗長で意味がない)

 → NG事項、教師の話を子供が聞かなくても良いこととして考えてしまう

・ 子供の発言に対してのおうむ返し(同調だけに留まってしまっていた)

 → 発表に対して「切り返して」発問する、「なぜ」どうしてか尋ねる。

・ 子供の勝手な発言に対して、反応してしまっている (授業の進行上に反応してはならない発言に対しての反応)

 → 発言権を児童に握られてしまっている状態、無理に反応せずにスルーする方が良い