道徳授業
今回の道徳の授業では生徒たちの表情が幾分良かった。
<具体的にどう良かったのか>
◯真剣な表情で意見を発表する児童が増えた
◯発問に対して、自分なりの意見を表明する児童が増えた(食いつきが良い)
◯ワークシートに自分なりの意見を書き込むことができていた。
◯授業が終わった後、「先生、わたしこんなに意見をかきこむことができたよ」と見せに来てくれる児童がいた
<具体的に改善したこと>
- 音読に「感情」を込めて読むこと
- 発表者の意見を全て板書しようとしなかったこと
→板書をして発表のテンポが遅れることよりも、児童の意見を表出されることを優先した - すぐに「中心発問」へ向かわずに、いくつかの「補助発問」を組み合わせながら、授業へ進んだこと
→ 話を読み終わった後にすぐに中心発問へと向かってしまうと、教師の「させたいこと」が先行し過ぎていて
児童の思考がそれに追いついていない。
すぐに中心発問を放ったとして、答えることができる児童もいるが、半数は質問の意味自体がわからずに
意味を理解しないままにワークシートに意見を書かなくてはならなくなる。(下地、スタートラインが揃わない)
→ ので、児童全員の思考のスタートラインを揃えるためにも「補助発問」は有効
<改善ポイント>
・ 発問をしていて、同じことの繰り返しを言ってしまった(冗長で意味がない)
→ NG事項、教師の話を子供が聞かなくても良いこととして考えてしまう
・ 子供の発言に対してのおうむ返し(同調だけに留まってしまっていた)
→ 発表に対して「切り返して」発問する、「なぜ」どうしてか尋ねる。
・ 子供の勝手な発言に対して、反応してしまっている (授業の進行上に反応してはならない発言に対しての反応)
→ 発言権を児童に握られてしまっている状態、無理に反応せずにスルーする方が良い